ミラーリングを使って異性にモテるコツ

心理学に基づくテクニックの一つに、「ミラーリング」があります。

今回はその「ミラーリング」という方法を、日常でしっかり使えて効果が出せる活用方法をお伝えします。

ではいってみましょう。

人は自分と似た人を好きになる

人が人を好きになる要因として「類似性の要因」というものがあります。

これは、人は自分と似た人を好きになるということを指しています。

そのことを利用して、ミラーリングとはまさに鏡のごとく、相手のしぐさ、そして、声の大きさ、話すテンポに至るまで、相手と同じように真似ることで、相手が無意識に、自分に対して親近感を持つという方法です。

例えば、相手が会話の途中でお茶を飲みだしたら自分もお茶を飲む、相手が髪を触れば自分も触る、相手が足を組みなおしたら自分もそうしてみるといったように、意識的に相手のしぐさを真似るのです。

またしぐさだけでなく、声を合わせることも有効です。

相手が興奮して早口で話せば自分も早めてみたり、声のトーンが上がれば、自分も上げてみたりします。

そうすることで、相手が無意識にあなたに好意的になるのです。

このミラーリングは、私も実際によく使っていて、慣れると相手との空気が和んでいくのを面白いぐらいに実感できます。

はじめのうちは真似をする動きがぎこちなく、動きがわざとらしくなり、うまく相手に合わせられなかったりしますが、このミラーリングが自然にできるようになると、仲良くなった女性と話しているとき、相手に合わせようと思わなくても、

無意識のうちに相手と同じような体勢になっていたり、話すテンポが似てるな～と感じたりします。

そうなると自然と相手との空間が、リラックスできるものになっているのを実感できます。

親密なカップルや、自分が心を許せる友人同士は、テンポやしぐさが、一心同体になっていることが多いそうですが、

長くいるカップルや夫婦ほど阿吽の呼吸が成り立ちますよね。

数をこなせばミラーリングを使いこなせるのか

ただ、このミラーリングについては、マスターするまで少し時間が必要です。

何人の女性でミラーリングを実践したかという経験値、いわゆる実戦経験を積んでいくことで上達します。

しかし、闇雲に数をこなしていくことで、ミラーリング技術が上がるかと言えば、残念ながらそうはなりません。

このことは過去に私自身が経験して感じたことで、ただ相手の動きを真似ることだけを意識していては、相手との一体感が味わえません。

そこで、実践で使えるようにするため、私が実践で感じたミラーリングのコツについてお話ししたいと思います。

ここからが私のオリジナルで、ミラーリングの効果を高める方法ですね。

ミラーリングで女性と一体感を得るコツ

私が最も効果的だと考えるミラーリングをうまくやるコツですが、呼吸（息づかい）を合わせることを意識するのです。

そんな時は、まさに今を楽しんでいる感覚になって、時間を忘れてしまいます。

「あっという間に楽しい時間が過ぎていく。」というような感覚です。

これができるようになれば、あなたは、女性から「一緒にいて心地よい男性」として認識されるでしょう。

ただ、呼吸を合わせるのは相当難しいと感じるかもしれません。

そもそも、呼吸の音が聞こえるわけでもないので、相手に合っているのかすらわからないのですから。

では、どうやって呼吸を合わせればよいのでしょうか？

その方法は、「自分と相手の呼吸をじっと観察し続けること」です。

あなたがすることはこれだけです。

ここで重要なことは、あえて、相手の呼吸に合わせようとしなくてもよいということです。

自分と相手の呼吸をじっくりと観察し続けることで、自然と呼吸が合ってくるのです。

呼吸を観察せずに自分の話ばかりしてしまうと・・・、どうなるか分かりますよね。

相手を観察すると相手と同調する

私は、相手との呼吸が自然と合ってくることを”同調する”と表現しています。

「自分と相手を観察し続けること」は、私の経験上、相手と同調して、親近感を作り出すのに非常に効果的です。

相手と同調する流れは、ざっくり説明するとこんな感じです。

相手と対面している状態で

大事なことは自分と相手を客観的にじっくりと観察すること。

決して焦って、感じ取ろうとしないことです。ただ、自分と相手を感じるだけです。

これが相手に同調し、相手との親近感を高める方法になります。（※私は呼吸ミラーリングと呼んでいる）

少なくとも、モテるなぁと思う男性は、自然とこれができています。ゆったりと自分を感じているし、また相手をじっくり観察しています。

相手の呼吸に合わせられるから、女性は心地よいと感じるんですね。

逆に一見モテそうな男性でも、女性とのテンポが合っていないとき、相手の観察ができておらず、同調していないと言えます。

つまり、自分が次に何を話すかということなどに意識がいき、自分と相手をしっかりと観察することに意識がいっていないのです。

これができるようになると、女性との会話における沈黙でさえも心地よくなりますよ。是非マスターしてください。

鋭い観察眼を持っていた人気ホスト

私は常に相手のことを観察して呼吸を感じるようにしていますが、ミラーリングを学ぶきっかけとなった出来事があります。

ちょうど女性と仲良くなる方法を知るために、知り合いの男女の友達二人とホストクラブへ行ったときのことです。

そこで人気のホストを指名したことがありました。その目的は女性に対する接客を学ぶためです。

この時に人気ホストになるには顔よりも大切なものがあるということを知れたように思います。

その時のホストの男性の、女性への気遣いというか、女性をお姫様のように扱うその姿勢に、私は非常に驚かされました。

その男性を集中して観察していると、男性の目や耳が、友達の女性の動きすべてに集中していると感じさせるものだったのです。

同時にその男性は、女性に集中した後、正に女性と同じテンポで、同じ声のトーンで、同じように話し始めるのです。

そのホストの男性が、ミラーリングを知っているかどうかは分かりませんでしたが、まさに相手の女性との呼吸を同調させているのだと感じました。

おそらく人気のあるホストは、間違いなく自然にミラーリングを使って女性と同じ空間を共有しているのでしょう。

自分が話すより、女性の話を聞くことが大切といいますが、あれは聞いてると同時に女性を観察しているんですね。

最高の接客ができる人（男性）にも、女性にモテる人が多いと思います。

それは、先ほど述べましたホストの男性と同じで、女性をよく観察していて自然とミラーリングができているという理由からです。

女性を観察し、同じように自分を（今どういう状態であるか）観察をする。

そうすると、自然と女性に同調するようになり、女性との距離が近づきます。

ミラーリングを効果的に使うために、是非、観察することを始めてみてください。

5年間も実践した「異性にモテる方法」の答えがすぐそこにあった話【灯台下暗し】