「男の色気」のつくり方(潮凪 洋介)レビュー

春治です。

書籍レビュー、今回は「男の色気」のつくり方(潮凪 洋介)。

書籍の内容ですが、30代~40代男性がモテる人生を送るにはどうしたらよいのかを、「色気を出すにはどうしたらよいか」という言い方で説明しています。

イケメンだけがモテるわけじゃない。←これは私も全く同意です。
イケメンでなくとも、女性を自分の膝の上に乗せ楽しく語り合える男がいる。
その男には何故女性が群がってくるのか?
それは色気があるから。

冒頭このような文章で始まっています。

私がこの本を評価するなら、少し厳しいかもですが30点ぐらいでした。正直なところ私にはあまり参考にはなりませんでしたね。

まぁどこにでもありがちなモテる男性が書いた一般的なマニュアル本かなと思います。

低評価となったのは、私自身の考え方と間逆であった部分があったからですね。

著者の画像見ましたが、結構なイケメンです。たぶんモテない頃の私が見たら、間違いなく、この著者だからモテる男を
語れるのだろうと思ってしましました。

お金をそこそこ持っていて、都会に住んでいて、顔は並以上じゃないとこの本に書かれていることは実践できませんね。

だからこの本のページをめくる前から、なんとなく私とはモテることに対する考え方が異なるかなと考えていましたが結果的にはそのとおりでしたね。

もちろん納得できる部分もあって、その部分についてこんな風に書かれていました。

「男の色気」とは、つまり雰囲気のことなのである、
見た目でもなく、話術でもなく、金でもなく、「雰囲気」という
ただの「空気」に女性はやられている。

この男の色気は雰囲気であるという部分について異論はないのですが、では、この雰囲気をどうやって作っていくのか、
そのやり方に少々疑問を感じました。

この疑問を最も感じた部分を取り上げてみます。

女性の話を大事なところだけ聞く?それともすべて聞く?

主張の違いこの著者は、色気のある男は女性の話をすべては聞く必要はないと主張しています。女性の話に一から十までまともに付き合う必要はないと。

そういう適当さというか軽さも必要だと述べています。この部分に関しての考え方が間逆でした。

「軽さが必要」って部分に大した根拠が感じられませんでした。これを実践すると、話を聞かないただの中身の軽い男になっちゃいますね。

私にはどうしても女性の話を聞かなくて良いところがあるということに同意できません。

というのも、女性の敏感さは男には分からないぐらい優れています。例えば浮気がバレるのはいつだって男だし、男はバレていないと思っていても、女性はすでにお見通しである場合が多い。

男が女性の話を適当に聞いていれば、必ずそれは女性に伝わります。そして何より、女性は自分に関心を向けてくれた相手に対して好意を示すのです。

これは名著「人を動かす」でも語られていますね。

この著者は、男の方がまずリラックスして女性に接することが重要だということを言いたいのだと思います。

それについては私も同じ意見なのですが、それと女性の話を軽く流して聞くということは全く異なると思うのです。

女性との会話に必要なことは相手の話に100%耳を傾けること

私ならば、自分が笑顔になって相手をリラックスさせつつ、相手の話にしっかりと耳を傾け、常に相手の話に共感できる姿勢でいるでしょう。

自分が次にどんな展開に持っていこうとか、何を話そうかなんてことは一切考えず、相手の話を全身全霊で聞くことに集中しますね。

話を聞けない男性がすごく多いので、しっかりと聞いてあげることがシンプルですが効果的な女性の心を掴む方法ですね。

もちろん、この著者が述べたような女性への接し方でモテる方もあるかもしれませんが、万人がこの本を読んで色気を出せるようにはなりませんね。

この本で結果が出せる人と言うのは、ある程度自分に自信があって、多少お金もあって、始めから女性と話すことにあまり抵抗がない人かなと思います。

だからこの「男の色気」のつくり方という本は、この著者に近いタイプの男に合ったモテ本で、これからモテようという人にはマッチしないと思いました。

それがこの本を読んでの私の意見ですね。

この本を読むだけでは女性との関係構築ができると思えませんでした。

この本でモテることができたー!って人はもう、ある程度女性とのデートを重ねている人なんじゃないでしょうか。明らかに女性を一度でいいから付き合いたい男性向きの本ではないですね。

ちょっと否定的な内容が多くなってしまいましたが、この著者である潮凪 洋介氏は最近多くのモテ本を出版しており、
勢いに乗っている作家さんです。

都市部に住んでいて、お金がそこそこある人、そしてちょっと自信のある男なら実践できる内容かなと感じました。

もしあなたがこの本を読んでみて、あなた自身が違和感を感じるようであれば、私の感覚に近いと思います。(どちらが良い悪いではありません。)

その場合はまず全力で女性に向き合う姿勢を身に着けてはいかがでしょうか。

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